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ドットDNPさんでのイベント「ウェブから学ぶ電子出版の可能性…」のレポートが公開されました

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こんにちは、Gaji-Labo 山岸です。

先日「ウェブから学ぶ電子出版の可能性 〜多様な読書スタイルを考える〜」というイベントに登壇させていただいたのですが、ドットDNPさんでのレポートが公開されましたのでご紹介します。

弊社でのお知らせエントリは以下のページです。

ご一緒させていただいた木達さんはもちろんですが、特に企画担当である吉村さんと佐々木さんに大変お世話になりました。電子書籍ならびにアクセシビリティというものに対して、並々ならぬ情熱を注いでいるお二人の活動は素晴らしいと感じています。

トークの様子
左から司会の佐々木さん、木達さん、山岸

道具と情報をわけて考える

講演中では、「ユーザー(人間)」「デバイス(道具)」「コンテンツ(情報)」「利用状況、コンテキスト」をわける形でお話させていただきました。こうした要素を分解することは、個人的にはとても重要なことだと思っています。

新しい道具は、取り込まれはじめると、いずれ自然なものとして日々に埋め込まれていきます。イギリスの The National Literacy Trust などのレポートを見ると、子どもの読書状況では、道具としての eReader の利用が年々急激に増えているのがわかりますし、日本でも同様のことが起こっているといっていいと思います。むしろ大人の認識がアップデートされづらい、という状況なのかもしれません。

電子機器に対する子どものリテラシーが上がったとしても、届けたいコンテンツの本質は変わらないはずです。しかし、ある局面においては、道具の存在によって、コンテンツの本質が変わる場合もあると思います。そうした変化をきちんと見抜くためには、分解された要素で見つめてみることが有効な手段のひとつなのだと思います。

リテラシーについても考えていきたい

ちょっと話は逸れますが、実は私が接しているワークショップの現場などでも、子どもの機器操作については大人の認識と大きくギャップがあります。実際、子ども向けのワークショップでデジタル機器を扱う際、子どもは大人が思っている以上に機器を使いこなすこと(それもごく当たり前のように)が多いです。

ウェブの開発現場にいるような私たちにとっては、もしかしたら違和感のない状況なのかもしれませんね。しかし、一般的には大人が現状の子どものリテラシーについて気付いていないケースがまだまだあるようです。

リテラシーとアクセシビリティの関係は、別物ではありつつも、どこか切り離せない問題でもあると思います。講演中では、リテラシーにはほとんど触れずに進めましたが、まずは自分たちのリテラシーと新しい世代のリテラシーを比較してみるという視点も必要なのではないでしょうか。

今後も同様のテーマについては考えていきたいなぁと思います。貴重な機会をいただいてありがとうございました!

hontoカフェ、オススメです♡

ドットDNPさん内にあるhontoカフェには、かわいくて美味しいメニューがたくさんあります。その他にも、デジタルえほんミュージアムやイベントゾーンでは素敵な展示がたくさん。是非遊びに行ってみてくださいね!

猫のお菓子
食べるのがもったいないくらい可愛いお菓子!

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