カルチャーを実践する会社に入社しました


2025年6月に Gaji-Labo に入社した UX / UI デザイナーの井出(@hanaky)です。制作会社、大手 Web サービス会社を経たのち、立ち上げ期から参加したスタートアップでプロダクトデザインに携わっていました。

カルチャーを生かし続ける難しさ

私が Gaji-Labo に入社しようと考えた一番の動機は、一貫した価値観に裏打ちされたカルチャーがあること、またそれを定着させ、実践するための仕組みが徹底していることでした。

会社のビジョンを実践して価値提供を行なっていくにあたり、メンバーの目線や足並みを揃え、力を合わせる必要がありますが、それを支えるのが生きたカルチャーであると常々考えていたためです。

社内カルチャーは、メンバーそれぞれが自分ごととして捉えている状態を定着・維持するために意識的な努力をしないと形骸化してしまいますが、そこにどれだけコストを割くかのバランス取りが難しいと思います。

かつて勤めていた会社でも、社員が数十人ほどに増えた時、ふわっと形になっていた「良い感じ」の社内カルチャーを、このまま暗黙知として維持するのは厳しいという認識のもと、言語化と定着の仕組みづくりを始めましたが、人が増えるにつれて大事なエッセンスが薄まっていってしまいました。

Gaji-Labo スタイルという哲学

Gaji-Labo に入社してみて、カルチャーインプットにかける時間とエネルギーが非常に大きいことに驚き、だからこそ実際の活動にも生きた形で反映されているのだと気付かされました。

Gaji-Labo には、「 Gaji-Labo スタイル」と呼ばれる15種類のカードに簡潔に記されたカルチャーがあります。

例えば1番目は「情報は独り占めしない」と書かれています。シンプルに書かれている内容は一見当たり前のように見えるのですが、だったら情報を共有すればいいじゃないかと考えた時、

  • 対象となる情報とは何だろう?
  • 誰にいつどんな粒度で伝えるべきなのか(メンバーはいつどんな情報を必要としているのか)?

といったことを、ケースバイケースで考えていくと結構悩ましいことになります。

チーム単位での価値提供に重きを置いているため、個人で情報を抱えてしまっている状態はなるべく解消しなくてはいけません。今まで自分が考えていたレベルのチームへの情報共有では足りておらず、リモートでは見えにくい「今自分は何をしているのか」を発信したり、定期的に作業状況のステータスを共有するなど、目的や意図を明確にした情報発信が求められることを改めて学びました。

色々考えすぎると情報発信のハードルが高くなってしまいますが、そこは一旦、発信しないよりはした方が良いと考えて行動を起こせば、5番目のスタイルにある「問題を見て見ぬふりをしない」メンバーが誰かしら拾ってくれて、より良いやり方などのアドバイスをくれるので、安心してトライすることができます。

こうしたスタイルが15種類もありますが、オンボーディングでは、内容についてディスカッションしたのち、業務で実践したケースについて当事者のメンバーと意見を交わす場が設けられています。また、実際の業務においても、カルチャーに基づいたフィードバックを他のメンバーが積極的に提供してくれるため、無理なくスタイルを身につけていける仕組みが構築されています。

おわりに

顧客に価値を提供するためのチームを支えている Gaji-Labo スタイルは、噛めば噛むほど味が出る、見直すたびに新たな気づきのあるカルチャーのバイブルとなっています。

そんなカルチャーに共感いただける方、ぜひご一緒に、より良いプロダクトの選択肢を世の中に増やしていきましょう!

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投稿者 Ide Hanakichi

UI デザイナー。 Web デザイナーを経て、大手 Web サービス会社で自社 Web サービスやスマホアプリの UX / UI 設計を多数担当しました。その後、スタートアップで初期プロダクトの0 to 1フェーズに UX デザイナー兼 PdM 的な立ち位置で参加。リリース後は当初の事業目標を超えるまで携わってきました。プロダクトゴールとそれを踏まえた体験の設計が得意です。