チームで取り組む、ドメイン理解を深めための実践型ワークショップ
Gaji-Labo は、スタートアップや事業会社のプロダクト開発のパートナーとして、UIデザイン、フロントエンド開発、プロダクトマネジメントの支援を行っています。
顧客に価値を提供するためには、コードを記述したり、Figmaでデザインを作成する高いスキルや専門知識に加え、事業構造や「誰のどんな課題を解決しているのか」というドメイン理解を持つことが欠かせません。
このドメイン理解とは、「特定の領域における目的や戦略をもとに、本質的なユーザー課題に価値提供を行い、事業成長につなげるため」に必要となる知識の理解を指し、その知識を深めるためには、ビジネスがどのように構成されているかを抽象的に整理することが重要になります。
この理解を深めるために、私たちは以下の流れでワークショップを行いました。
- ドメイン理解の必要性の再確認
- プロダクトの事業構造と課題や提供価値の洗い出し
- ドメイン理解を継続して深めていくためのアクションプラン設定
改めてチーム全員で認識合わせを行った「ドメイン理解の重要性」
ワークショップでは、「なぜドメイン理解が重要か」を改めて皆で確認し、以下のような良い作用の共通理解を持つことができました。
- 職種や専門性を超えて「本質的な課題は何か」「最適な解決策は何か」という議論が可能になる
- 顧客の課題を深く理解しているため、必要性の有無や優先度判断の精度が上がる
- チームがプロダクトの目的を理解しているため、より良い解決策の提案が生まれる
これらにより、ドメイン理解を深めることは「顧客の未来を作る支援へとつながる」ということを強く感じることができました。
プロダクトの事業構造の理解と、日々のアクションプランの設定
次に、各チームが自らの担当プロダクトについて、以下の要素を洗い出しました。
- プロダクトを取り巻く登場人物、提供価値、そして収益構造を一枚の図に落とし込み、誰が何を行い、どう収益が発生しているのかを可視化する
- 図解を踏まえ、誰のどんな課題を解決し、どのように収益が得られるかを、簡潔な説明文で表現する
これらを通じ、プロダクトの構造とビジネスのつながりが明確になり、チーム全員の共通認識と解像度が一層深まりました。
そして、その場の学びで終わらせず、日々理解を深めていけるよう、以下のようなアクションプランを考えました。
- 人に説明できる状態まで理解を深めるよう資料を読み込む
- プロジェクト参画時に、プロダクトの業界について調べる
- プロダクトを利用するユーザーが、どのような行動を行っているかを想像する
ドメイン理解が導く、Gaji-Labo のプロダクト支援
今回のワークショップを通じて、私たちは、個々がドメイン理解を深め、そして共通の認識を持つことが、チームとして価値提供を生み出すことを再確認しました。
この共通認識を持つことで職種を超えた建設的な議論が可能になり、顧客の課題解決に直結する内容を主体的に提案できるようになります。
この学びを継続させるために、今後もドメイン理解をチーム文化として定着させ、継続的に高めていければと思います。
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