お気に入りの書籍紹介『テスタブルJavaScript』
こんにちは、Gaji-Labo 山崎です。Gaji-Labo Advent Calendar 2014 12日目のエントリです。
本日ご紹介するのは、オライリー本の『テスタブルJavaScript』です。
JavaScriptの基本をおさえるならコレという本ではなく、JavaScriptに限らずテストが大事ということと、テストが書きやすいコードを書いていきましょうという本です。
コードは人のため
この本の最初に出てくるキーワードです。
ソフトウェアは何らかの意図を持って開発されます。読者や読者の同僚は常に、「自分は何をしようとしているのか」「このコードは何を行おうとしているのか」「自分はなぜこのコードを書いているのか」といった重要な事柄について自問しています。
この章を読んで感じたことは、『コードは他人のため』ということです。小さなシステムでも誰かが保守し、改善を行っていきます。
自分が書いたコードを、他の誰かが触るというのはよくあることです。自分が書いたコードでも、1年経てば他人が書いたコードに見えます。そういった時、どのようなコードなら読みやすいか、理解してもらえるか、テストが書きやすいか。コメントを残すだけでは足りないことがたくさんあると思います。
そういった時、この本に書かれているテストへのアプローチ、エッセンスが役に立つはずです。
この本を読んで変わったこと
コードを他人に見られるという意識が常にあるようになりました。
Githubでのコードレビューを導入したということもあり、実際に他人に見られ、指摘を受けることでコードが洗練されていきます。そういったコードは他人も読みやすく、また自分も読みやすいのですぐ理解できます。
自分が書いたコードは、決して捨てられることはなく誰かが保守を続けるのだという意識を持ち日々開発しています。