言葉を大切にしている会社にUIデザイナーとして入社しました。


自己紹介

2025年4月に Gaji-Labo に UI デザイナーとして入社した伊藤です。
ピカピカの新卒です!と言いたい入社月ですがそんなことはなく、前職は事業会社で主に採用関連の WEB サイトや LP 制作、他 WEB アプリの UI デザインなどを担当していました。
普段は月1回くらい東京近郊の山に旅立ったりする以外はインドア趣味を満喫する日々を過ごしています。とはいえもう少し運動したいので、以前よくやっていた「知らない駅で降りて適当に散歩」あたり再開したいなと思ってます。梅雨が明けた頃にでも。

気づいたら入社して1ヶ月経ちましたので入社エントリーとして Gaji-Labo に興味を持った理由と入社してからのお話をさせていただければと思います。

自分が入社したいと思った理由

転職にあたってさまざまな会社を見回っている時、
Gaji-Labo の役員インタビュー記事の中に書かれていた「手ざわりのいい UI 」という言葉が印象に残りました。
自分だと「使いやすい」「違和感がない」と言いそうなところを、「手ざわりのいい」という柔らかい言葉で表現していたことにグッときたのを覚えています。
興味を惹かれて、いくつかブログ記事を読み、 Gaji-Labo は言葉を大事に扱っている会社だと感じました。

わたしは「言葉を大事にしている人/会社は良いものを生み出している」と考えています。
「受け取る人に適切に伝わる成果物を作る」事が、デザイナーとして仕事をする上で大事だと思っているからです。

WEB デザインではサイト閲覧者、UI デザインではシステム利用者など、業務上の制作物には必ず受け取る人がいます。
その人たちにとって
「どうしたらサイト内容を”良いな”と思ってもらえるか」「どうしたら違和感なく操作してもらえるか」と考えながら対応してきましたが、言葉や文章は他の要素より考慮する優先度が低くなりがちでした。
コーディング時まで原稿が揃えられなかったり、キャッチコピーを仮のまま進めなければいけなかったり、理由は様々です。言い訳っぽくてお恥ずかしい限り……。

ですが、「手ざわりのいい」の例でもわかる通り、どの言葉を選ぶかで受け取る人に伝わる印象は変わります。キャッチコピーのように大々的に打ち出される言葉だけでなく、システムのボタンテキストひとつでも同じです。使う言葉次第でユーザーを迷わせてしまう、違和感を持たせてしまうことも起こり得ます。

言葉は率直に伝わるものだからこそ、受け取る人にとって言葉選びが与える影響は大きいのではないでしょうか。

私は言葉を扱うことが上手くないので、状況に応じて”良いな”と思える言葉選びができるようになりたいと思ったことが、 Gaji-Labo に入社したいと思った理由の一つです。

実際に入ってみてどうだったか

実際に入社して、Gaji-Labo は物事を深く考え掘り下げ、言葉に落とし込むことでスタイルを確立してきた会社だと感じました。
それはカルチャーデッキやその制作過程、オンボーディング期間中にメンバーから聞いた話など、様々なところから伝わりました。

オンボーディングでの話を例に挙げます。
オンボーディング期間中に Gaji-Labo スタイルの項目ひとつひとつについて、複数のメンバーから話を聞き、意見交換する機会があります。

Gaji-Labo スタイルは、 Gaji-Labo が機能そのものではなく「価値」をユーザーに届けるために、どのような行動をしたらいいか、やらない事を踏まえてまとめた行動指針です。
内容はスライドで公開されているので、ぜひご覧ください。


1つのスタイルに対して大体30分前後×2回の時間をかけ、概念的な部分から具体的な話まで幅広く項目の意味を掘り下げていきます。
その中で、メンバーそれぞれが経験を交えつつスタイルを体現する方法や、スタイルに含まれる意味あいについて自分の考えを話してくれました。

どの話もとても興味深く、バリエーション豊かでしたが、聞けば聞くほど、メンバーは各スタイルの芯の部分に共通した認識を持っているように感じました。
途中質問をすると、理解の助けになりそうな社内ブログ記事を共有いただけることがありました。
共有前に参加しているメンバーが「あの記事だね!」と思い当たっていたのも印象的でした。

感覚的な話なので認識が共通していると思った点を具体的に挙げるのは難しいのですが、行動をする上で「アウトカム」を意識している点が大きいと感じました。スタイル自体も Gaji-Labo が向き合うアウトカム、「価値を届ける」を軸にしているので、メンバーの行動と照らし合わせながらスタイルの深掘りを繰り返していくことで共通認識を持つようになってきたのだろうと思います。

考えを”言葉”に落とし込んで共有する。そして”言葉”について皆が考えを巡らせ、深掘りしていくことで共通認識が生まれる。
共有と深掘りを繰り返していって Gaji-Labo のカルチャーが出来上がってきたんだろうと思うと、言葉を大事にしてると感じるのも納得できますし、とても素敵なことだなと思います。

終わりに

まだ理解が十分ではありませんが、 Gaji-Labo が発信している言葉を”良いな”と感じる理由が少しわかったような気がしています。
理由は言葉に落とし込んでいく過程にあり、その過程を繰り返していった先に Gaji-Labo という会社と、 Gaji-Labo が作り上げているカルチャーがあるんだと感じました。

私も Gaji-Labo メンバーの一員として、考えを掘り下げ向き合っていく姿勢を学び、「手ざわりのいい UI 」作りに貢献していきたいと思っています。
その過程で徐々に”良いな”と思う言葉を選べるようになるのではないかと感じています。

Gaji-Labo UIデザイナー向けご案内資料

Gaji-Laboでは、UIデザイナーを募集しています

弊社では手ざわりのいいUIを通して事業に貢献したいUIデザイナー、一緒にお仕事をしてくださるパートナーさんの両方を募集しています。大きな制作会社や事業会社とはひと味もふた味も違うGaji-Laboを味わいに来ませんか?

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投稿者 ayumi ito

UI デザイナー。 Web 制作会社、事業会社で Web サイトやサービス UI 制作を経験し Gaji-Labo に入社。 使う人が迷って立ち止まることがないように自然な動線設計を心がけています。 趣味は大体インドアですがたまに山に向かいます。自然が好き。花粉はつらい。