Gaji-Labo では毎月「品質向上振り返りKPT」を実施しています
フロントエンドエンジニアの茶木です。
Gaji-Labo では 品質向上振り返りKPT という取り組みを行っています。だいぶ定着してきましたので紹介したいと思います。
品質向上振り返りKPTとは
各プロジェクトチームのメンバーで、月末に行っている KPT です。
※KPT:Keep(良かったこと・続けること)・Problem(問題点・改善点)・Try(次に試すこと)の3つの観点で話し合う、振り返りのフレームワーク。
テーマはその月のプロジェクト全般の品質についてです。 KPT を行った後、他のプロジェクトでも活用できるようにサマリを作成して共有をしています。
共有したサマリを通じて他プロジェクトの課題や成功事例を知り、自分のチームに持ち帰ったり、プロジェクトチームを超えて話し合ったりしています。
品質振り返りKPTのメリット
品質振り返りKPT にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
KPT 実施の定例化
以前は KPT の実施頻度はプロジェクトによってまちまちでした。
1ヶ月に1度、品質向上振り返りの観点で KPTを実施することで、普段からチームメンバー全員がプロジェクトの品質について意識するようになりました。
プロジェクトの知見を社内の知見として活用できる
あるプロジェクトの KPT の Keep で挙げられた知見が、プロジェクト内だけで閉じているのはもったいないことでした。その知見を取り入れて他のプロジェクトの品質向上につなげています。
共有される知見には、下記のような多種多様な例があります。
- タスク管理の効率的な手法
- 円滑なコミュニケーションのためのノウハウ
- AIツールの活用事例
他プロジェクトの状況を把握できる
KPT の Problem で提示された問題提起も同様に、プロジェクト内で閉じているのはもったいないことでした。同様の問題を抱えている別のプロジェクトと解決案を話し合ったり、他のメンバーからアイデアが提供されることもあります。
品質向上振り返りKPTの課題
実は課題もあります。
課題は主に以下の2点です。
- サマリの閲覧負荷: プロジェクト数が増え、全サマリに目を通すのが難しくなった。
- 知見の汎用性: プロジェクト固有の課題が多く、他のチームで応用しにくい場合がある。
これらは、サマリ作成の段階でシンプルにまとめたり、汎用化を試みるなど、試行錯誤を進めています。
おわりに
もともと、品質向上振り返りKPT は、少し前の四半期の OKR の指標のひとつで、実施数の測定対象というものでした。しかしながら OKR 終了ののちも、品質向上振り返りKPT は Gaji-Labo が掲げる品質を満たすには当たり前のものとして、そのまま継続して毎月のアクションとして定着したという経緯があります。おもしろいですよね。
これからも プロジェクトを超えて知見を活用し、Gaji-Labo の提供する価値品質を高めていきたいと考えています。
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