日々を積み重ねていく、Gaji-Laboの「振り返り文化」をご紹介します


Gaji-Labo UIデザイナーの伊藤です。

仕事をする上で振り返りは大切です。
一定の期間で振り返ることでチームや個人の状況を把握し、次へ繋げるためのステップを踏むことができるからです。
Gaji-Labo では、さまざまな振り返りの機会が用意されているので、日々の小さな振り返りから大きな振り返りへと自然と繋げられるようになっていると感じました。
今回は、私たちの『振り返り文化』をご紹介します。

Gaji-Labo の振り返り文化

Gaji-Labo では、日・週・月という単位で、自然と振り返るサイクルができています。
ここでは、それぞれのタイミングでどのような振り返りが行われているのかをみていきます。

毎日の習慣:「日報」で日々の学びを言語化する

Gaji-Labo では、全メンバーが毎日退勤前に日報を書いています。
日報は「やったこと」「学んだこと」「 次にするべきこと」の三つの軸で当日の自身の動きを振り返るものです。どんなに小さいことでも「学んだこと」を言語化し、それを踏まえて次のアクションを考えます。学んだことから次の行動を整理して積み重ねをしていくことで、次の機会に実践がしやすくなります。
時にはパッと浮かばないこともありますが、業務の終わりに自分の考えや行動から、得た結果を振り返り書き残すことで、その日の解像度が上がります。また「こんな風に考えていたんだ」と自分の思考に気づき、考えを深めていくこともできるので、毎日気持ちの締めくくりができる良い機会だと感じています。

関連記事:
一日を振り返って次に繋げるための「振り返り日報」
日報は単なるルーティンではなく、要素分解して問題解決スキルを身に付けるための近道

週ごとの振り返り:行動の整理と目標の確認

Weekly 情報共有 esa

週の終わりにその週で行ったことや、案件や会社の状況を踏まえ、次週集中して行うタスクの整理を行います。振り返りよりは翌週に向けた行動整理が中心ですが、やることに対しうまくいっていないことがあるか、立ち止まって考えてみることで、次の行動を変えるきっかけ作りができます。
「大丈夫、できている、問題がない」と思っていても、1週間、つまづきが全くないことは稀です。些細なことでも思い返して書き残すことで、次から気をつけるよう意識が芽生えますし、後日問題なく進めたかセルフチェックできると考えています。

OKR レポート

期ごとに定めた目標( Objective )を達成するための主要な成果( Key Result )に対して、その週でどう動けたかを振り返ります。達成までの期間が長くなる分、定期的に目標と達成の道筋を再認識する上でも重要な機会です。
私はKRに直接繋げる動きをできているかと問われると難しいところですが、毎週日々の業務と合わせてどういう事ができるか考えることで、「この動きをするとKRにつながるかもしれない」と行動のきっかけを作っています。
毎週金曜に各自がレポートを記入し、翌週月曜の週次定例で全員で読み合わせる時間が設けられています。他のメンバーの進捗や工夫を知り、絵文字やコメントで気軽にフィードバックを送り合えるのも、 Gaji-Labo ならではの文化です。

関連記事:
社内OKRの個人レポートを書くための手がかり

ひと月を振り返る:知見をチームの力にする

品質向上振り返り KPT

月の終わり頃には、担当案件についてチームごとに振り返りを行っています。
これは案件に対しての自身やチームの動きを「 Keep (良かった点)・ Problem (課題点)・ Try (次に試すこと)の3つの軸で振り返る機会です。
自分の事だけではなく、チームとしてどうだったかと考えることで、狭まってしまいがちな視野を広げることができます。また、チームで課題を共有すると、一人で悩んでいた問題が「実は大したことではなかった」と気づけたり、自分だけでは思いつかなかった解決策が生まれたりもします。これらは、チームでの振り返りならではの大きなメリットです。
ここで得た知見はレポートとしてまとめられ、他のチームにも共有されるため、一つの案件の学びが組織全体の知見へと繋がっていきます。

関連記事:
Gaji-Labo では毎月「品質向上振り返りKPT」を実施しています​

月次定例内一言コメントタイム

月の初めの金曜日には月次定例が行われます。その中で、自身で前月を振り返り、会社の状況を踏まえ今後どのような動きをして成果や成長を目指せるかを発表する機会が一言コメントタイムです。
この場に沿ったコメントをするには、事前に前月の活動を振り返っておく必要があります。コメントがうまく浮かばない時、私にとって「振り返りが足りていない」というサインです。そんな時は今までの記録を振り返る絶好の機会だと捉えています。
また、これまでの日報や品質向上振り返りの KPT など、振り返りの積み重ねがあるため、それらを元に月次資料を作成する過程で、自然と前月の要点が整理ができます。

振り返りを支える文化と仕組み

今まで紹介した振り返りに関わる文化はメンバー全員が対象のものです。
他にもエンジニアの各ユニットごとや入社直後のメンバーに対してなど、さまざまな単位で振り返りが行われています。また、週次や月次の定例ではワークを行う時間が設けられており、その中で振り返りを行う場合もあります。

定期的な振り返りを行うためには、振り返る期間中にどのようなことがあったかを把握している必要があります。
Gaji-Labo はフルリモートで業務を行っているため、社内外のやり取りが文章ログとして残ります。また、日々の業務内容に対して実況を行う文化のおかげで、対応時の思考ログを得ることもできます。
振り返りのためだけに作られた文化ではありませんが、結果として自然と振り返りできる土壌が整っていると感じます。

まとめ

このように Gaji-Labo では、日・週・月というサイクルの中に、さまざまな振り返りの機会が組み込まれています。それぞれフォーマットがあることで振り返りの質を保ちつつ、内容は全員に公開されるため、他者の経験からも学びを得ることができます。

日ごとの小さな振り返りを書き残し積み重ねることで、次の単位である週の振り返りが行いやすくなります。もしどこかで振り返りがしづらいと感じることがあれば、その一つ前段階での振り返る内容や、タイミングを見直してみると、うまくいくかもしれません。

私自身も、日々の振り返りの仕方は今も試行錯誤を行っている段階です。しかし、 Gaji-Labo には、その試行錯誤を支え、個人の成長をチームの力に変えていく文化があります。だからこそ振り返りの機会をなぁなぁで済ませず、一つひとつ向き合い積み重ねていくことで、質の高い振り返りを行えるようになると感じます。

この記事が、皆さんのチームで「振り返り」について考える、一つのきっかけになれば幸いです。

Gaji-Laboでは、UIデザイナーを募集しています

弊社では手ざわりのいいUIを通して事業に貢献したいUIデザイナー、一緒にお仕事をしてくださるパートナーさんの両方を募集しています。大きな制作会社や事業会社とはひと味もふた味も違うGaji-Laboを味わいに来ませんか?

パートナー契約へのお問い合わせもお仕事へのお問い合わせも、どちらもいつでも大歓迎です。まずはオンラインでのリモート面談からはじめましょう。ぜひお気軽にお問い合わせください!

求人応募してみる!

タグ


投稿者 ayumi ito

UI デザイナー。 Web 制作会社、事業会社で Web サイトやサービス UI 制作を経験し Gaji-Labo に入社。 使う人が迷って立ち止まることがないように自然な動線設計を心がけています。 趣味は大体インドアですがたまに山に向かいます。自然が好き。花粉はつらい。