好きで楽しいを源泉に L チカから Ruby に入門する
まず PicoRuby で L チカを始める
こんにちは、最近 PicoRuby で NFC の読み書きに成功して盛り上がっていました。よしざわです。
普段 TypeScript を書いている私ですが、Gaji-Labo が BE 周りにも力を入れている流れで Rails のキャッチアップを始めました。ところがこれがなかなか進みませんでした。
Ruby は今まで触ってきた言語と雰囲気がかなり違ううえ、Rails で最初に学ぶ内容は画面を作ってデータを表示するというフロントエンドでやってきたことと重なる部分も多く、動くものも AI がすぐに作ってしまう。正直に言うと新鮮な楽しさを見つけづらく、モチベーションが上がらなかったのです。
そんな中、Ruby には PicoRuby というマイコン向けの実装があり、それを使えばかなりなんでもできるぞという噂を聞き、一旦 Rails のキャッチアップを諦めて PicoRuby の L チカから入ってみることとしました。
今回は、この「別の入り口」から入り直したことで Ruby が好きになり、結果的に Rails のキャッチアップが進んだ話をお話ししたいと思います。モノを学ぶ最大の近道は、それを好きになるということですね。
L チカしたり、 LT したり Ruby を満喫した
せっかくなので実際に私がやったことを紹介すると、まずは L チカから。ラズパイや LED を買い揃えて、配線して、 AI の力もフル活用して3時間くらいで光ました。全てが初めてだったのでかなり手こずりましたが、こんなに明るい LED をみたのは人生で初めてでした。

さらに時がたって、これは RapsberyyPi Pico を NFC Reader と OLED に繋げて、読み取った NFC カードの ID を表示している場面です。別途書き込み機能も実装しているので、将来的には M5Stack のカード型キーボードを繋げて NFC Writer として使えると嬉しいと思っています。これより遥かに便利な機能が最近のスマートフォンにもありますが、 NFC の書き込みがしたい時に偶然スマホの電池が切れていたら困るので…

また、楽しく勉強して動くものができたら人に見せたくなるものでもあり、 LT 会に参加させていただいて発表したりもしていました。
下の画像は L チカ始めたての頃、やっとの思いで光らせた LED を自慢したくて参加させていただいた初心者向け LT 会で利用したスライドの1枚です。こういった初心者向けの LT 会は都内だと探せば頻繁に開催されていて、キャッチアップ初期の感動を共有すると必然的に周りのモチベーションを上げたり、次の開発への意欲にも繋がるのでおすすめです。

Ruby が好きになることで、 Rails ももっと知りたいと思えるようになる
PicoRuby を入口として Ruby を好きになったことで、なんと Rails キャッチアップにも変化が出るようになりました。今までは Rails を勉強する楽しさが見出せず苦戦していた私ですが、 Ruby を書くこと、 Ruby で書いたプログラムが動くこと、新しい Ruby の書き方や使い方を知れることそのものが楽しいと思えるようになりました。
こうなるともう話は早く、苦痛だった Rails チュートリアルやプロダクトのコードも、苦戦はしますが頑張って読もうと思えるようになりました。
Ruby が好きになったことで Ruby が読めるようになるわけではないですが、関わることの抵抗が無くなることで躊躇いの時間や後回しになるような事態が減り、結果的にキャッチアップスピードが上がっています。
キャッチアップの最速ルートは好きになることかも
今回、 Rails のキャッチアップに苦戦した私が PicoRuby を通して Ruby を好きになり、結果的に Rails のキャッチアップも進んでいったお話をさせていただきました。
今回の流れで私が特に大事だと思ったのは、キャッチアップに苦戦したらまずモチベーションを見つけるということでした。特に AI の発展で作ることそのものを目的にするとキャッチアップが進まなくなってしまったこともあり、キャッチアップ対象に対してどんな興味が持てそうか、自分の今の知識や技術にどんな新しい発見がありそうかを考える視点が大事だと思います。
皆さんも今後何かのキャッチアップに苦戦することがあれば、ちょっと遠回りになることがあったとしても「自分はこの技術の何かを好きになれないか」考えていただけたら嬉しいです。




