Gaji-Laboスタイルで自走できるパワーを持ちたい


こんにちは。Gaji-Labo 横田です。Gaji-Labo には、Gaji-Laboスタイルというドキュメントが存在します。今日は Gaji-Laboスタイルを横田の目線で紹介したいと思います。

Gaji-Laboスタイルとは

Gaji-Laboスタイルとは、Gaji-Labo の哲学やカルチャーを端的に表現したドキュメントです。「機能ではなく価値をユーザーに届けるチームでいるためのGaji-Laboスタイル集」として定義されています。全部で15個のスタイルがあって、現在は第1版です。

Gaji-Labo では 会社の掲げるビジョンにむかって OKR というフレームワークで期ごと・Qごとに Objective を設定し、達成するためのアクションに社員全員で取り組んでいるのですが、Gaji-Laboスタイルは 13 期の OKR の文脈の中で、重要な要素として発表されました。

トップダウンで発表されたスタイル集ですが、在籍の長いメンバーの一人としては、メンバー間で Gaji-Labo の共通文化として持ち合わせていたものを、改めて明文化してもらったような感覚で受け入れることができました。

というのも、これまでも OKR の取り組みの中で、Gaji-Labo のスタンダードラインを考え続ける機会があり、処理速度を向上するために Gaji-Labo としてどう行動し価値を提供していくか…や、採用において大事にすべきマインドなどを、荒削りながらも試行錯誤を重ねて言語化し、共通認識を持てていたためです。

この時可視化したスタンダードラインはGaji-Laboスタイルには影響していませんが、これまで役員の山岸や原田が Gaji-Labo として大事にしたいマインド(哲学や矜恃)を繰り返し私たちメンバーに伝え続けてくれたことから、ボトムアップ的にもGaji-Laboスタイルをインストールできる土壌として育っていたように感じています。

Gaji-Laboのスタンダードラインの可視化にメンバー全員で取り組んでいた時期

Gaji-Laboスタイル 私なりの言語化

さて、そんなGaji-Laboスタイル集の中で、今日は14番と15番をピックアップしてみます。

  • 14番: 所属を盾に 無責任に ならない
    チームの課題を解決することに所属組織は関係がない。チーム内の課題に無責任な人がいればチームワークは減衰し、成果は遠のく。
    だから私たちのチームは、顧客と課題を共有したひとつのチームになる
  • 15番: 所属に囚われない
    チームの課題を解決することに所属組織は関係がない。所属に囚われて狭い領域で仕事をしてはならない。また、無駄な対立は避けて課題に集中する。
    だから私たちのチームは、セクショナリズムを可能な限り排除する

一見同じような内容にも見えますが、明確に異なる項目です。以前この違いの説明を求められた時に、感覚では理解できているけれどうまく答えられませんでした。よって、言語化が難しいのですが、現時点の自分なりにがんばって書くとしたら

  • 14番は、自分の所属や職域を言い訳にせず、成果につなげるため課題そのものの解決に真摯に向き合うこと
  • 15番は、自分の領域・職域だけを最適化するのではなく、プロジェクト全体の成果達成のために貢献する姿勢でいること

という解釈です。(やはり考えていることの一部しか言語化できていません…)

14番は「逃げない」15番は「攻める」というワードで説明するメンバーもいました。みなさんだったら、どのような言葉で説明しますか?

日々に、Gaji-Labo スタイル

社員全員で取り組んでいる採用活動や新人さんのオンボーディングの中で、Gaji-Labo が大事にしていることやカルチャーを伝える場面が幾度となくあります。その時に Gaji-Laboスタイルで定義されている項目がスムーズなカルチャーの説明に役立っています。

私たち一人一人が Gaji-Laboスタイルを理解して実践することが「自走するパワー」につながるのかなと思います。私の場合は、自分の言葉に置き換えてみるとより深い理解につながります。山岸は生き様としても恥ずかしくないものとしてこのスタイル集を策定したそうですが、実際、仕事から離れた日々の中でもこのスタイル集がふと浮かんで行動する場面があったりします。

新しく入ったメンバーからすれば、既に存在している Gaji-Laboスタイルですが、成果を出すために試行錯誤しながら今の形にまとめられたものととらえています。根幹はきっと変わりませんが、これからもどんどんビジョンに向かって変化したり成長していくものなのだろうなと思っています。

関連リンク:「会社」とはそもそも何だろう? メンバーが生きやすくなる、「ちょうどいいカプセル」としてのGaji-Laboのあり方

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投稿者 Yokota Tomoko

運用やアクセシビリティに配慮したHTML/CSSの設計やコンポーネント作成、スタイルガイドの構築、コードレビュー、組み込み、要件の整理、社内進行管理、顧客とのコミュニケーションまで、ジョインしたチームを前に進めるためにあれこれ担当しています。子育てと仕事のバランスを楽しめるよう、日々模索しています。