AI で振り返りをラクにするつもりが、見直すべきは日報の書き方だった
こんにちは。Gaji-Labo フロントエンドエンジニアの金城です。
自分の成長や成果を振り返ろうとしたとき、何も思い浮かばなかった経験はないでしょうか。
Gaji-Labo には「振り返り日報」を書く文化があり、定期的に自分の成長や成果を振り返る機会もあります。しかし私は、いざ振り返ろうとしても「この期間、何をしたっけ」と頭が真っ白になり、いつも途方に暮れていました。
日報は毎日書いているのに、振り返りの初動で何も浮かんでこない。
この記事では、そんな状態をなんとかしたいと試みる中で気づいた「日報の書き方を変えるだけで、振り返りの初動が変わる」という学びを共有します。
AI に任せてみたが、問題は日報の方にあった
最初に試したのは、手元にマークダウン形式で蓄積している日報を Claude Code に読み込ませ、「成果・実績」「発揮した影響・価値」「過去の自分との差分」といった振り返りの観点でピックアップしてもらうことでした。
しかし、出力を見ると期待する精度には届きませんでした。たとえば、日報の「学んだこと」に書いた反省点が「発揮した影響・価値」として挙げられていたり、日報に書いた内容が違う文脈で解釈されていたり。
指示を調整しても大きくは改善しなかったため、AI の役割は「日報から要素をピックアップして並べるだけ」に絞ることにしました。具体的には「日報から学んだことと次にやることをカテゴリ別に抜き出して一覧にして」といった指示に留め、解釈や意味づけは自分がやる形に落ち着きました。
ただ、この過程でもっと大事なことに気づきました。AI の出力の質が上がらないのは、AI の問題ではなく、入力である日報そのものの問題だったのです。
振り返れないのは、日報に文脈を残していなかったから
AI に日報を渡してみて気づいたのは、曖昧な記述の日報からは意味のある素材は引き出せない、ということです。ピックアップされても「何の話だったっけ」となるのは、もともとの日報に文脈が残っていないからでした。
例えば私は昨日の日報で「タスクを分解することは大事」という学びを書きました。以前の自分ならこの一行で終わっていましたが、今は「全貌が見えないタスクに身構えてしまっていたが、やるべきことを調査・整理したら意外とすんなりいけそうな感触を持てた。タスクを知り、分解することは大事」のように、どういう状況でそう感じたのかを書くようになりました。
また、別の日には、「すぐ終わるタスクはすぐやった方がいい」という学びを書きました。これについては、「軽いからすぐできるだろうと後回しにしているタスクは、頭の片隅にやらなきゃという気持ちだけ残り続けてよくないのですぐやった方がいい」のように、なぜすぐやった方がいいと思ったのかを書いています。
そうすると振り返りのときに「あのとき何に困っていて、どう動いたか」が思い出せるので、振り返りのときに思い出せることが増えてきているのを実感しています。
日報を変えてから起きた変化
日報の書き方を変えてから、以前は30分以上かかっていた振り返りの最初の手がかり探しが、5分以内に済むようになりました。
心理的な変化もありました。文脈が残っていると、少なくとも何にどう取り組んでいたかは思い出せます。以前は振り返りのたびに「何も成せていない」と感じていましたが、自分がやったことの輪郭が見えるようになったことで、確実に一歩進んだと感じています。
また、日報を書くこと自体、背景付きで書くようになったことで、より学びの整理が深まった実感があります。
「振り返りで使う前提で日報を書く」という意識が生まれたことで、日報と振り返りが互いの質を高め合うサイクルができたように感じています。まだまだ振り返りに悩むことも多いですし、日報はしっかり書けない日もあります。今のやり方も改善の余地があると思っていますが、試行錯誤を続けられる土台ができたことが大きいです。
まとめ
振り返りの初動を本当に変えたのは、AI ではなく、日報の「学び」に背景を一行足すようにしたことでした。振り返りの初動に同じ悩みを持っている方がいれば、まずは日報の書き方を少しだけ変えてみてください。
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